365日連続勤務でうつ病発症の男性が請求した慰謝料は?

2015-10-14_01

365日連続で勤務させられ、うつ病を発症したとして、
神奈川県に住む30代男性が務めていた会社「株式会社アコ」と社長を相手に
慰謝料などおよそ1150万円の支払いを求める裁判を起こしました。

この会社、公式のホームページはなく、
中央区銀座にあるようです。

私自身も、以前は印刷会社に勤めていましたが、
確かに残業や徹夜は当たり前で、休日出勤もしておりました。

しかし、365日連続というのは
ありえない。

普通の会社ではないですね。

個人経営をしていて、
自分でビジネスをやっている人ならば、
365日仕事のことを考えていることはあるけれど、
身体は休めないと。

この男性、2006年に入社し、2013年にはほとんど自宅に帰ることが
できなくなったらしいが、約7年間の精神的、肉体的苦痛の代償が1150万円とは。

この金額を7年で割ると
1年あたり164万円。

1日で約455円。

慰謝料の請求は、
法律的には「不法行為による損害賠償請求」
ということになるそうだが、
精神的な損害に、いくら請求できるのかは
難しいようですね。

ちなみに、
民法第710条が、精神的損害の賠償を請求する場合
民法第711条が、遺族から請求する場合
民法第416条が、契約行為に関する慰謝料
についての根拠となります。

(損害賠償の範囲)
第四百十六条  債務の不履行に対する損害賠償の請求は、これによって通常生ずべき損害の賠償をさせることをその目的とする。
2  特別の事情によって生じた損害であっても、当事者がその事情を予見し、又は予見することができたときは、債権者は、その賠償を請求することができる。

(不法行為による損害賠償)
第七百九条  故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

(財産以外の損害の賠償)
第七百十条  他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。

(近親者に対する損害の賠償)
第七百十一条  他人の生命を侵害した者は、被害者の父母、配偶者及び子に対しては、その財産権が侵害されなかった場合においても、損害の賠償をしなければならない。

いずれにしても、
このような事態になる前に、
誰かに相談することが大事ですね。

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